片づけは「たった10分」でも心地いい。先延ばしにならない、やる気が出るコツ5つ
いつまでも気分が乗らないときの対処法
「気分が乗ったときにものの整理をしましょう」とお伝えしましたが、いつまで経っても気分が乗らない…なんてこともあります。 人は「やらなければいけない」と思うほど、そのタスクをめんどくさく感じてしまうものです。やらなければいけないことを前にして「気分が乗ったときに…」とひたすら待っていても、焦りが先行してなかなかうまくいきません。そのために、自分の気分を乗せる方法を見つけておきましょう。 重い腰をなかなか上げられなかった私が、実践してみてよかったものをいくつかご紹介します。
●1:好きな音楽を流す
ものを整理する際に好きな音楽を流すと、気分が上がってポジティブになりやすいです。面倒、おっくうというネガティブな気分から「よし、やるぞ~!」と気合いが入り、楽しく取りかかることができます。
●2:ごほうびを用意する
自分をごほうびで釣ることは、気分を上げるために効果的な方法です。ものの整理が終わったら好きなお菓子を食べる、甘い飲み物を飲む、映画を観る…など、ささやかなごほうびを準備しておくとやる気もアップします。整理が終わったあとは気分もスッキリしているので、思う存分ごほうびを楽しむことができます。
●3:家を出る前の10分だけ
「家を出る前の約10分間」で、できる範囲の整理整頓をします。家を出る時間をゴールとすることで、たった10分ですが小さな達成感が得られます。短い時間なので、ものを手放すまではできなくても、たとえばベッドを整えたり、散らかっているものを元に戻すだけでいいのです。帰宅後も、普段より少し整えられた空間に心地よさを感じられるので、とてもよい習慣だと実感しています。
●4:スケジュールに組み込む
手帳やカレンダーアプリを活用して、整理の時間をスケジュールに組み込んでみましょう。予定に記入することで、ちょっとした整理をするきっかけをつくることができます。たとえば、休みの日の朝の10分間を「ものの整理タイム」と設定し、部屋を整理整頓する予定を入れておきます。手帳やカレンダーアプリに書き込むと、「ちょっとだけやってみようかな」という気持ちになりやすいです。