GIGABYTE、Ryzenのゲーム性能を向上する新機能「X3Dターボ・モード」
GIGABYTEは31日、AMD X870E/X870およびAMD 600シリーズのチップセットを搭載したマザーボード向けに、ゲーム性能を向上する新機能「X3Dターボ・モード」(X3D Turbo Mode)を発表した。 X3Dターボ・モードは、コア配分や帯域幅調整、ハードウェア電力バランスなどを最適化し、ゲーム性能を向上させる機能。Ryzen 7000 X3DおよびRyzen 9000シリーズを搭載したマザーボードでゲーム性能が最大化するように設計されており、同社のSocket AM5マザーボードすべてに対応する。 本機能では、非X3DプロセッサでもX3Dプロセッサと同様にゲーム性能を向上できる点も特徴とする。同社の検証によると、本機能を使用することでRyzen 9000シリーズの16コアX3Dや非X3Dプロセッサでは最大18%、Ryzen 9800 X3Dプロセッサでは5%のゲーム性能向上を実現したという。 本機能は、最新のベータ版BIOS「AGESA 1.2.0.2a」に搭載されている。
PC Watch,浅井 淳志