マイナ保険証、利用登録を解除すれば紙の“資格確認書”がもらえる
紙の保険証の発行終了まで約1ヵ月となった10月28日、マイナンバーカードの保険証利用(マイナ保険証)について、登録解除の受付が始まった。
紙の保険証の発行終了まで約1ヵ月となった10月28日、マイナンバーカードの保険証利用(マイナ保険証)について、登録解除の受付が始まった。解除したユーザーには代わりに紙の”資格確認書”等が発行され、これまで通り保険診療を受けられる。 マイナ保険証は従来の紙の保険証を廃止し、マイナンバーカードへ置き換えるというのが基本方針だ。これに伴い、紙の保険証は2024年12月に発行を終了するが、同月以降、マイナ保険証の利用登録がないケースや、障がいなどでマイナ保険証の利用が難しいケースでは資格確認書が発行され、マイナ保険証の代わりとして利用できる。 このうち、10月28日より受付が始まったのは、すでにマイナ保険証の利用登録を済ませているユーザーが、自分の意思で利用登録を解除する手続きだ。 受付方法は健康保険証の発行組織により異なるが、例えば東京都中野区(国民健康保険)では、窓口か郵送、ネットでの手続きが可能。登録解除に掛かる期間は1~2ヵ月程度とされる。 12月1日までは手続きの完了後、手許にある紙の保険証を有効期限まで利用可能。紙の保険証が12月1日以前に有効期限を迎えるか、紛失している場合は別途再発行手続きをして、再発行版の紙の保険証を受け取る形となる。 12月2日以降の受付分については、有効期限が残っている場合は紙の保険証を継続利用し、次回更新時に資格確認書を発行。すでに有効期限を迎えているか、紛失している場合は、資格確認書が発行される。 文● @sumire_kon