佐々木朗希の移籍交渉優先順位に法則か NYポストが指摘
ロッテからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指している佐々木朗希投手(23)が19日(日本時間20日)にロサンゼルスでヤンキースと面談していたと20日(同21日)、「NYポスト」のJ・ヘイマン記者が伝えた。 これまで19日(同20日)はメッツが面談していたと同紙などが報道し、10日(同11日)に交渉が解禁されて以降、初めて接触した球団名が挙がっていたが、同じニューヨークが本拠地のヤ軍も朗希争奪戦で一歩前進していた。 「NYポスト」は記事で「佐々木は(ヤンキースで活躍した)田中将大(現巨人)のファン。代理人のウルフ氏によれば、各球団の日本人選手の実績、全体的な成功、投手育成の歴史に注目しているという」と指摘。朗希側の具体的な希望条件は不明だが、ヤンキースには過去多くの日本人が在籍し、現在メッツには千賀が所属。本命視されるドジャースには大谷と山本がおり、対抗のパドレスにはダルビッシュと松井。日本人と縁深い球団を優先している可能性もある。 事実として、シカゴのラジオ局「670 The Score」のB・レバイン記者がこの日、鈴木と今永を擁するカブスが朗希と面談する予定だと自身のXで明かした。一方で「USAトゥデー」のB・ナイチンゲール記者は自身のXに「フィリーズは佐々木朗希の獲得プロセスに参加するよう招待されていない」と投稿。これまで20球団以上から連絡を受けたことを明かしているウルフ代理人は1次選考でオンライン面談を求めたとされており、フ軍は脱落した模様だ。 交渉期限は来年1月23日(同24日)。動きが本格化する中、「LAタイムズ」がドジャースのロバーツ監督が俳優のB・クランストン氏のインタビューを受けた際の受け答えを紹介。昨オフ、エンゼルスからFAの大谷と面談したことを暴露してしまった反省からなのか「トラブルに巻き込まないでくれ」と佐々木に関する言及を避けた。
報知新聞社