石破首相「柿食べると風邪ひかない」 農産物PRで自作の句も披露
石破茂首相は14日、首相官邸で「奈良の柿PRレディ」の小林香乃さん、巽咲貴さんらの表敬訪問を受けた。首相は贈られた柿を5切れほど立て続けに試食。「夢中で食べた」と笑みを浮かべ、自作の俳句も披露した。 11日の衆院本会議での首相指名選挙の際、首相は風邪気味で風邪薬を服用していたとされるが、表敬では「柿を食べると風邪をひかないとか。それはなぜですか」と尋ね、同席した議員からビタミンCなど栄養価が高いと説明を受ける場面もあった。 表敬は2013年からの恒例で、歴代首相は毎年句を披露。石破首相も自作の俳句「奈良の柿 郷(さと)にも浦にも 茂る秋」を詠んだうえで「(自身の名の)茂は無理やり入れた」と「解説」した。【内田帆ノ佳】