GB350をもっと楽しむための情報が詰め込まれた「GB350/350Sカスタム&メンテナンス」~カスタムマフラーの取り付け方~
カスタムマフラーの取り付け
カスタムマフラーの取り付けで注意をしたいのが排気漏れだ。ガスケットを指定通りにしっかりとセットし、バンドをきちんと締め付ける必要がある。排気漏れのチェック方法も紹介しているので、必ずチェックするようにしてほしい。 (1)新品ガスケットをキット付属の中間パイプに差し込む。 (2)ガスケットは写真のように突き当たるまで押し込んでおく。 (3)ガスケット差込部にある切り欠きに爪を合わせてバンドを取り付ける。 (4)バンドのボルト部は、写真のように中間パイプのフック受けがある方に向ける。 (5)中間パイプをエキゾーストパイプに差し込む。 (6)先に取り付けた中間パイプにサイレンサーを取り付け、固定穴位置が合うよう位置を調整する。 (7)純正の固定ボルトとナットを使い、サイレンサーとステッププレートを仮留めする。 (8)改めて爪と切り欠きの位置を合わせてバンドをセットし、動かない程度にボルトを締める。 (9)取付状態に無理がないか全体を確認し、必要に応じて中間パイプの向きを変えて調整する。中間パイプはわずかにカーブしているので、向きを変えるとサイレンサーの位置が変化する。 (10)中間パイプとサイレンサーは、スプリングで留められる。 (11)中間パイプとサイレンサーにある受けに付属しているスプリングフックを掛け、両者を留める。 (12)中間パイプとサイレンサーは、このような状態でスプリングで固定される。 (13)12mmレンチを使い、サイレンサー部をしっかり固定する。 (14)バンドのボルトを締め、中間パイプとエキゾーストパイプを固定する。 (15)爪を合わせながらエキゾーストパイプにヒートガードをセットする。 (16)爪の先にはプラスチックのカバーがあるので、脱落していたら事前に付け直しておく。 (17)固定ボルトを締めてヒートガードを固定する。 (18)焼付きを防ぐためヒートガード、サイレンサーに付いた手脂といった汚れを拭き取っておく。 (19)排気漏れをチェックする。エンジンがかかった状態で排気口をウェスで塞ぎ、パシュパシュ音がするようだと、接続部から排気が漏れているので、取付状態を点検しよう。 (20)以上でマフラー取り付けは終了。