<2025年の美容トレンド>ティントバーム、ソフトマットなリップに注目 マルチタスクなUVケアも 後編
メークやスキンケアのアップデートのため、新たなアイテムも手に入れたい。月刊美容誌「MAQUIA(マキア)」の伊藤かおり編集長に注目アイテムを聞いた。(前後編の後編) 【写真特集】森香澄、今年30歳に 「ガタが来ると聞くので…」健康管理に意欲
◇バームリップが豊富に シャネルのパレットは汎用性が高い
「リップはミラーレスでつけられるバームリップがたくさん出てきています。『ディオール アディクト リップ グロウ』には黄色や水色もラインアップ。ティントバームだから自分の唇の色を活かし明るく見せてくれる色味です」
ほかにも、ソフトマットな質感のカネボウの「ルージュスターブリーズ」(1月17日発売)、細身のパッケージで日常遣いしやすい色味がそろうSUQQU(スック)の「ベルベット フィット リップスティック」(1月24日発売)など、ソフトマットな質感のリップが注目。
また、伊藤編集長は「血色感にはチークは欠かせない」という。
「春は可愛い色も多いですが、血色感という意味でも、中顔面の短縮メークのお助けアイテムとしてもチークを使うのがおすすめ。単に色を載せるだけではなく、ハイライトやシェーディングの役割を果たしてくれるものも多く、個人的にはイヴ・サンローランの『メイクミー ブラッシュ パウダー』がすごく使いやすいなと思います。中の色とパッケージの色がそろっているのも可愛いんです!」
シャネルの4色パレット「ジュー ドゥ ルミエール」は汎用(はんよう)性が高いアイテム。
「1月8日発売の限定アイテムで、同ブランドの通常のアイシャドウパレット『レキャトルオンブル』より大きいサイズ。ゴールド系やブラウン系などの4色はアイシャドウにも、シェーディングやハイライトにも使えるので、これ一つで統一感のあるメークにまとまります」
ブラウン系のアイテムは、マットなものより透け感や光沢感のあるアイテムを選ぶと、自然なメリハリが生まれて“盛り”感がかなえられるという。
◇UVケアアイテムはマルチタスクに