XRPオプション市場活況──XRP ETF誕生への期待
XRP ETF誕生への期待
CoinDeskはデリビットに詳細を問い合わせた。 現地時間8月7日、アナリサ・トーレス(Analisa Torres)連邦地裁判事は、2020年のXRP無登録販売に関する訴訟に端を発する、リップルラボ(Ripple Labs)に対する米証券取引委員会(SEC)の申し立てへの判決を下した。裁判所はXRPの機関投資家向け販売に対して1億2500万ドル(約183.7億円)の罰金とさらなる違反行為の差し止めを課したが、SECによる20億ドル(2940億円)の罰金要求は却下した。 リップル(Ripple)はこの判決を勝利として歓迎し、米国でのXRP ETF誕生の可能性に対する期待に火をつけた。規制当局は今年初めにビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のETFを承認し、数十億ドルに上る市場からの資金に扉を開いた。 それでも、パルサー・トレーディング・キャピタル(Pulsar Trading Capital)のオプション・トレーダーであるマーティン・チャン(Martin Cheung)氏は、現地時間8月28日までに価格が1.10ドルを超えて上昇するかどうかについては懐疑的な見方を示した。 「XRPは今年大きく上昇し、さらに、次に承認されるETFがXRPとソラナ(SOL)になることに人々はベットしていると思う」と、1.10ドルのXRPコールオプションの需要増加について問われたチャン氏は答える。 「そのうえで、8月末というのは早すぎる。XRPのETFが発表されれば、価格は例えば20%ほど上昇するかもしれないが、1.10ドルは遠すぎる」と付言された。 |翻訳・編集:T.Minamoto|画像:Shutterstock|原文:XRP Bullish Options' Popularity Jump May Be Due to ETF Speculation, Observers Say
CoinDesk Japan 編集部