安楽「五輪に照準合わす」 森は気負わずパリ五輪へ
日本山岳・スポーツクライミング協会の年間表彰式が13日、東京都内で行われ、複合でパリ五輪出場が決まっている男子の安楽宙斗(千葉・八千代高)、女子の森秋彩(茨城県連盟)らが優秀選手賞を受賞した。安楽は「五輪に照準を合わせて、金メダルを取れたらいい」と意気込んだ。 2月から活動が本格化する新シーズンへ向け「昨年より絶対に強くなっている。楽しみ」と心待ちにした。 森は昨年8月の世界選手権の複合で銅メダルに輝き、五輪切符をつかんだ。最近はパン屋でアルバイトを始めるなど大学生活も謳歌しており、夏の大舞台へは「自分のベストを出し尽くせば、結果はおのずとついてくる」と気負いなく臨む。