全勝を守り勢いを加速させる早稲田大学、筑波大学と対戦。ラグビー関東大学対抗戦
注意すべきプレイヤーはバックスリーの3名。両WTBの大畑亮太、飯岡建人、FB(フルバック)の増山将は持ち前の快足と積極性の高さで何度もチャンスを演出してきた。特に増山はU20日本代表に選ばれた注目の15番。キックを主軸にする早大にとって彼らのカウンターアタックは要注意である。
早大のキープレーヤーは両FL(フランカー)の城央祐(スポ1=神奈川・桐蔭学園)、FL田中勇成(教3=東京・早実)と、NO8(ナンバーエイト)鈴木風詩(社4=国学院栃木)だ。
バックローは豊富な運動量で早大ディフェンスの中核となり、キックチェイスでも重要な役割を担う。筑波大の強気なランナーを自由にさせないために、縦横無尽にグラウンドを駆けまわる。キックゲームと的確な守備で筑波大を自陣に押し込み、得点圏に侵入させなければ優位にゲームを進めることができるだろう。
昨年は38-35と苦戦を強いられた相手に、今季は危なげなく白星を飾ることに期待したい。次戦には早慶戦が控える。伝統の一戦に向けて勢いをさらに加速していくため、そして、対抗戦全勝優勝を遂げ『Beat Up』を体現するため、絶対に負けられない戦いは11月10日、熊谷ラグビー場で午後2:00にキックオフだ。
文:村上結太/写真:西川龍佑、伊藤文音(早稲田スポーツ新聞会)
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