0才児ベビーの11月の様子&お世話ポイントを月齢別に解説
11月生まれ赤ちゃん(生後0カ月、新生児ちゃん)
まだ昼夜の区別はありません。眠りが浅く2~3時間おきに目を覚まします。しょっちゅう泣いているように感じられることもありますが、成長とともに、少しずつねんねのリズムがでてきていきます。 体温調節がまだうまくできないので、1カ月健診のころまでは室内で過ごしましょう。寒い日は、暖房を入れて室温が下がりすぎないようにしましょう。 湿度は50~60%に保ちます。空気が乾燥しているときは、ぬらしたタオルを部屋に干すなどして加湿しましょう。時々窓を開けて空気を入れ換えることも忘れずに。 また、赤ちゃんは肌が弱いので、おしっこやうんちで汚れたおむつをつけたままにしておくと、おむつかぶれを起こしやすくなります。泣いたときはもちろん、小まめにチェックし、汚れていたら、すぐに取替えましょう。布おむつを使っている場合、この時期はおむつ替えの回数がとても多いので、紙おむつの助けも借りて乗りきって。 冬が近づくと、風邪やインフルエンザなどの感染症が流行する時期を迎えます。赤ちゃんはママのおなかで免疫をもらって生まれてきますが、ママがその病原体への免疫をもっていない場合は、赤ちゃん、そしてママも病気にかかることがあります。パパも、病原体を家の中に持ち込まないように、手洗いやうがいを小まめにしましょう。
12月生まれ赤ちゃん(生後11カ月)
記憶力が発達してきて、物事の因果関係も理解し始めます。赤ちゃんの目の前で、ママやパパがソファの後ろに隠れたりすると、後ろにいることが予測できるようになるため、見つけたときに大喜びします。 1日3回の離乳食に慣れてきたら、徐々に大人の食事の時間に合わせていきます。食べられる食材も増えるので、大人の料理からの取り分けもラクにできます。食べムラや遊び食べが気になるときは、遊ぶ場所と食べる場所を変える、食卓から見えるところにおもちゃを置かない、テレビは消すなど、食事に集中できる環境を整えて。 お昼寝が1回にまとまり、その分、夜ぐっすり眠るようになってきます。昼寝が長すぎたり、遅い時間まで寝ていたりすると、夜寝る時間が遅くなってしまいます。昼寝は2時間以内と決めて、15時までには起こすようにしましょう。 ノロウィルスやロタウィルスなど、ウィルス性の胃腸炎が多くなる時期。嘔吐や下痢が続くときは、脱水に気をつけて。水分補給は、湯冷まし、麦茶、赤ちゃん用イオン飲料などを小まめに。嘔吐や下痢がひどいときは、経口補水液が有効です。また、吐いたときは1時間ほど様子をみて、おさまってから水分を少しずつ与えます。下痢をした場合も失われた水分を補給します。水分を受けつけない、激しい嘔吐や下痢が続く、高熱でぐったりしているときなどはすぐに受診しましょう。 (文:たまひよONLINE編集部) 参考:『1月生まれの赤ちゃんガイド』(ベネッセコーポレーション刊)他 ●赤ちゃんの発達には個人差があり、必ずしも記事どおりでない場合もあります。
たまひよ ONLINE編集部