暴漢から乗客を守るため JR西日本が傘状の防護用具「防刃傘」を開発
暴漢から乗客を守るため、JR西日本は傘状の防護用具「防刃傘」を開発したと発表しました。 防刃傘の開発は、去年7月に関空快速の車内で起きた刃物による乗客と車掌への切りつけ事件がきっかけで開発されました。 傘の部分には特殊な防刃素材を使用し、刃物が刺さっても切れにくい構造になっています。およそ700グラムと軽く、従来の防護盾より扱いやすいということです。 長さはおよそ1メートル。一般の傘より20センチほど長く、暴漢から一定の距離を保ち、乗客が避難できる時間を確保するのが狙いです。 JR西日本では、今年度中に近畿エリアのおよそ600編成を対象に1200本を順次配備するとしています。
ABCテレビ