RIZINGS徳島がLakeForceの強みを発揮させず

RIZINGS徳島は2年生・平岡が3Pシュート4本成功で24得点と活躍

1月7日、「Jr.ウインターカップ2024-25 2024年度第5回全国U15バスケットボール選手権大会」男子準決勝でLakeForce(滋賀)とRIZINGS徳島(徳島)が対戦。RIZINGS徳島は12点リードで迎えた後半も主導権を握って75-54で快勝。初の決勝進出を決めた。明日の決勝では、準決勝で四日市メリノール学院中(三重)を下した琉球ゴールデンキングスU15(沖縄)と対戦する。 【写真】LakeForce対RIZINGS徳島写真ギャラリー(点)をチェック LakeForceは2回戦から登場し、B.FORCE愛媛(愛媛)に64-59、アースフレンズ東京Z U15(東京②)に64-61、仙台89ERS U15(宮城)に64-54と勝利しての勝ち上がり。No.4青木煌桜、No.7鼎大和ら3年生を中心としたチームだ。一方、RIZINGS徳島は1回戦でHOOPS4HOPE(千葉)に81-57で下すと、2回戦では全中準優勝の京都精華学園中(京都)に62-51で勝利。さらに名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15(愛知①)に76-62、よく練習試合をするというゴッドドア(兵庫)に73-61で勝利してベスト4進出。こちらはインサイドで存在感を発揮するNo.18岩朝 ローマと2年生スコアラーNo.7平岡泰介など得点能力の高い選手が揃うチームである。 立ち上がり、RIZINGS徳島はNo.7平岡泰が連続得点。さらにインサイドでNo.18岩朝ローマが決めた。素早いパス回しからチャンスを狙うLakeForceはNo.7鼎大和の3Pシュートで初得点したが、No.11北島拓馬、No.25射場暖も得点につなげたRIZINGS徳島が残り4分で11-3とした。その後もトランジションからの速い展開でNo.20山岡蒼空らが得点を重ねた。LakeForceはNo.7鼎がブザービーターとなる3Pシュート(1Q3本目)を決めたものの、RIZINGS徳島の18-11で1Qを終えた。 2Q、RIZINGS徳島はNo.7平岡が得点源になってリードを2桁に乗せるが、LakeForceはNo.4青木煌桜がクロスオーバーからのプルアップジャンパーを決めると、No.7鼎、No.2上野頼の3Pシュートが決まって8点差とした。しかし、リバウンドで優位に立つRIZINGS徳島はNo.18岩朝、No.7平岡の得点で再び引き離し、35-23でハーフタイムを迎えた。LakeForceはNo.7鼎が3Pシュート4本を沈めて14得点と引っ張ったが、FG成功率は27.3%(9/33)に。リバウンドで24-15と上回り、63/2%(12/19)という2Pシュート成功率を記録したRIZINGS徳島がリードを広げた前半となった。2年生スコアラー、No.7平岡は16得点をマークした。 3Q、LakeForceはNo.6荒川蒼人が3Pシュート、No.17角田康晴がプルアップシュートを決めるなど、No.7鼎以外のシュートも決まりだした。しかし、RIZINGS徳島はNo.18岩朝がインサイドで存在感を発揮すると、No.20山岡、No.7平岡の3Pシュートを決めて残り2分半に20点のリードを作った。その後も、No.25射場、No.16小畠空らが得点を重ねて62-39で3Qを終えた。 LakeForceは4Q立ち上がり、好守を見せてターンオーバーを誘発するが、RIZINGS徳島のプレッシャーも強く得点につなげられない。残り3分半、No.3西原伊吹がステップバック3Pシュートを沈めてRIZINGS徳島の73-41に。LakeForceはNo.12山元煌太がコースト・トゥ・コーストで3ポイントプレーを決めると、No.14北村浩晟もミドルシュートを決めるなど、最後まで攻めの姿勢を崩さず。しかし、RIZINGS徳島が75-54で快勝。初の決勝進出を決めた。明日の決勝では、準決勝で四日市メリノール学院中(三重)を下した琉球ゴールデンキングスU15(沖縄)と対戦する。 RIZINGS徳島はNo.7平岡が4本の3Pシュートを射抜いて24得点をマークし、No.18岩朝は17得点、11リバウンドのダブルダブルを記録。ローテーションの中で全15選手がプレーし、9選手が得点した。一方、LakeForceはNo.7鼎が4本の3Pシュートを射抜いて16得点を挙げたが、後半は2得点のみに。RIZINGS徳島にキャッチアップを早くされてリズムよくプレーすることができなかった。