53歳イラストレーターの<加齢臭><足のニオイ>対策!「体臭は自分で判断が難しく、親しい仲でも伝えにくい。できるだけ自ら先回りして対策すべし」
内閣府が公表している「男女の健康意識に関する調査報告書」によると、40歳以上で何らかの更年期障害を抱える人の割合は、女性が約36%、男性が約20%だそう。40~50代は体調に変化があらわれる時期ですが、53歳でひとり暮らしをしているイラストレーターの柿崎こうこさんは「手をかければ、肌も体もまだまだ反応してくれる」と、健康のために努力を続けています。そこで今回は、心身健やかに過ごしていくためのさまざまな工夫が綴られたイラストエッセイ『50歳からの私にちょうどいい美容と健康』から、一部ご紹介します。 【イラスト】柿崎さん流・足のニオイの元を断つケア方法 * * * * * * * ◆女性も無縁じゃない。プレ加齢臭対策はじめました 若い頃から気をつけてきたのは、緊張したときの脇の臭い。 運動の汗はなんでもないのに、緊張の脇汗は自分でもムムッ? と気になるときがあります。 俗にいうストレス臭ですが、ずっと頼りにしてきたのはロールオン状の制汗剤「リフレア」(ロート製薬)。 緊張する場面がありそうな日に、ひと塗りしておくと安心して過ごせます。 いよいよ気になってきたのは加齢臭です。 女性も加齢から女性ホルモンが減り、男性ホルモンが優位になると皮脂量が増え、それが酸化して加齢臭の元になるといいます。 全身の水分が減る更年期にはより臭いやすくなるため、皮脂腺が多い背中や胸の体幹部、耳の裏や頭皮を清潔に保つことが大事なようです。 最近、汗の粘度が増しているような気がします。これこそ水分が減っている証。ちょっと心配です。
◆“加齢臭”にとらわれないボディソープ探し ボディソープを“加齢臭対策”で探すと、ネーミングもパッケージもときめくものがなくて紆余曲折しました。 いくつか試したものは、マスキング用に配合された香りがやや人工的で、洗浄力が高いせいか、心なしか肌もカサつくような感じがしました。 そこで、“加齢臭”にとらわれず、心から「いい香り」と感じるものを使うことに。 そのほうが心にもいいし、気分が上がればホルモンバランスにもよさそうです。 体臭は、自分で判断することも難しく、親しい仲でも伝えにくいデリケートなこと。 自ら先回りしてできるだけ清潔にすることを心がけたいと思います。
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