海外メディアは全豪連覇狙った大坂なおみの15歳天才少女に完敗試合を「大番狂わせ」「テニス界に驚き」と報道
豪州のジ・エイジ紙も「ティーンエイジャー(のガウフ)が前年覇者に勝ち、テニス界を驚かす」との見出しを取り、この試合の衝撃ぶりを伝えた。 「ガウフはわずか15歳で学校も卒業していないが、学習能力が早い。昨夏の全米オープン3回戦で前年覇者だった大坂と対戦したときは3-6、0-6で敗れた。金曜日の夜、ガウフは、再び前年覇者の大坂と対戦し、信じられないことに6-3、6-4で勝ち、テニス界を驚嘆させた」と、この試合を表現。「ガウフは昨年の対戦からの教訓をこの2度目の対戦に生かした。彼女のサーブスピードが上がったことに大坂は気づいた。そしてガウフの身長も2センチ伸びていた。ガウフの成長は技術面だけではない。全米では緊張していたが、今回はそれもなかった」と続けた。 記事は、全米オープンでの対戦では、勝った大坂が泣き崩れるガウフをインタビューに呼び、激励していたことを紹介。「全米ではスターの大坂が未来のスターのガウフを慰めた。だが、6カ月後、今度は大坂が慰めを必要とした。ガウフにとって限界はない。だが、まず初めに彼女には(学校の)宿題が残っている」と綴った。 ガウフはベスト8進出をかけて4回戦で世界ランキング15位のソフィア・ケニン(21、アメリカ)と同35位のジャン・シューアイ(31、中国)の勝者と対戦する。