佐野勇斗が朝ドラ「おむすび」で経験した今までにないうれしい出来事とは…!?
――座長としての橋本さんの魅力と、結の魅力も教えてください。 「環奈さんとは2回目の共演なのですが、以前共演した映画のチームがすごく仲良くて、定期的にご飯を食べたりしていて、つながりがある中での共演だったんです。めちゃめちゃ上から見ているようで環奈さんには申し訳ないのですが、こんなに大きな作品で座長をやるってどういう感じなんだろうと思っていて。でも、環奈さんはもうありのままで、ずっと何も取り繕わないんですよ。人に対して、そして作品に対して愛がある子だなっていうのをすごく思います。ヒロインってスケジュールを見るととんでもないシーン数で、大変だなと思うことも多いのですが、あれだけ朝ドラ以外にも別の仕事をたくさんやっていて、この1年間元気じゃなかった時を見たことがないんです。彼女は当たり前と言うかもしれませんが、セリフも絶対きちんと頭に入れてくるし、先頭に立っている彼女が一番強く明るく、本当にありがちな言葉ですが太陽のような存在で現場にいてくれるので、そこは多分スタッフ一同、僕らキャスト一同、みんなが救われていると思います。すごく膨大な量のスタッフ陣の名前を、セリフを覚える時間すらもないだろうに、ちゃんと復習して覚えていたりして本当に尊敬します」 ――結と橋本さんに共通点はありますか? 「結と環奈さんはちょっと似ているところがあって、環奈さんも世話焼きで、困ってる人がいたら助けてあげたり。お母さんのような節があって、僕が大阪で『やることないんだよね』という話をさりげなくしていたら、数件『ここ行って』と場所を教えてくれたりして、そういうところも本当にすごいなと思います」 ――結と翔也の関係の変化を、演じる上で意識されたことはありますか。 「徐々にというのはありました。翔也は野球ばっかりやってきた子なので、初めは女性に対する目線、しゃべり方をちょっとぶっきらぼうにしたり。ただ、心を開けばすごく話すし、思いやりもあるし、真っすぐだし…というのは意識していたと思います」