義理堅い大谷翔平にコーチまで感銘 エンゼルス時代は敵だけど…「彼はいつも対戦する時に…」
ディノ・イーベルコーチが証言
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の成長と義理堅さを感じさせるエピソードが披露された。メジャー挑戦初年度から知るドジャースのディノ・イーベルコーチが米メディアに出演。「彼の時間は貴重なものなのに」と感銘を受けている。 【画像】「プロのアームレスラーみたい」 大谷翔平がムキムキの腕を見せつけた実際の写真 ドジャース専門番組「ドジャース・テリトリー」に出演したイーベルコーチ。大谷が渡米した2018年はエンゼルスのコーチとして、現在はドジャースの三塁コーチとして主に走塁面で大谷を支えている。人、選手としての成長や最大の変化について「経験だと思う。2018年のエンゼルスでは、彼は新人で、みんなのことを知ろうとしていた」と答えた。 「投球と攻撃をどちらもしていたけど、全く違ったルーティンだった。マイク・ソーシア(監督)は負担を考えて、投げる時は打席に立たなかった」「でも、何年か経ってそれは変わった。今、彼はより大きく、強くなったし、未だにスピードを兼ね備えている」 自身は大谷より先にドジャースへ移籍。「エンゼルスにいるショウヘイを見て、攻撃面や、走塁で大きな成長をしているのを見ていた。そして、今年史上初の50-50を達成した。彼に関わることができて、人としても進化を見られて本当に嬉しい」。移籍後も交流は続き「彼はいつも我々と戦う時、10分、15分ぐらい私に話しに来てくれていたんだ。彼の時間は貴重なものなのに」と義理堅い一面を明かす。 「彼の努力を目の前で見て……。彼がやっていることは本当に信じられないものだ。打つか投げる、どちらかをするだけでも十分大変なことなのに、どちらもなんて。私からすると、ここ数年で彼が世界で最高の選手だと思っている」 二刀流復帰を目指す大谷に「ついに来年、ドジャースのファンが彼の投球を見られる。健康でいられることを祈っているよ」と期待をこめていた。
THE ANSWER編集部