【「紙片づけ」の極意!】買った時に入っていた「箱」を捨てると後悔するモノTOP2は?
金融機関や自治体からの書類、郵便物、クーポン、子どもが持ち帰るプリント類……。忙しく暮らしていると、気が付けば「紙」が、たまっていませんか?「紙」はとりあえず取っておくと、「肝心な時に出てこない」「いつの間にか期限が切れていた」「大事な書類を失くして、お金や信頼を失くす」などの悲劇が起こります。実は、人生により大きな影響を与えるのは「モノ」よりも「紙」の片づけなのです。「紙」に特化した片づけ方法を紹介し話題を呼んでいる、片づけアドバイザー・石阪京子先生の著書「人生が変わる 紙片づけ!」から、「紙片づけ」の極意を抜粋して、ご紹介します。 ● 箱ありと箱なしでどれくらい売却価格が違うのか 「メルカリや買取ショップなどで売るときのために、買ったときの箱を取っておくのだけど、置き場がなくなる」というお悩みを、最近よく聞きます。 まずは、箱があるかないかで、売る時に、商品の値段がどれぐらい変わるのかを調べましょう。ネットで検索したり、買取ショップで聞けば調べることができます。 もし箱があることで500円高く売れるとしても、そのために必要なモノがしまえず、暮らしが回らないなら、もったいないと私は思います。 修理に出す時のことを気にする方もいらっしゃいますよね。私も、これまで、時計や圧力鍋、包丁などをメンテナンスや修理に出してきましたが、買った時の箱は使わず、梱包材を買ったり、ホームセンターなどで適当なダンボールをもらって対応しました。大物では椅子を修理する時も、ドラッグストアで大きな箱を何箱かいただいて作りました。 ですので、空き箱は不要だと、私は思っています。 ただし、例外として、災害用のカセットコンロの箱と、箱にしまえば四角くできる扇風機の箱は取っておかれたほうが、空間をうまく使って収納ができます。 また、ハイブランドの高級時計やジュエリーの箱、ブランド鑑定書は、本物を証明するために必要です。鑑定書は「取説・保証書ボックス」に入れて残しておきましょう。 *本記事は、石阪京子著「人生が変わる 紙片づけ!」の中から、抜粋・編集したものです。
石阪京子