iPadのリモコンになる無線トラックボールを試す:動画視聴の頼れる相棒に
年末年始、1人で普段見たかったネット動画を見たり、複数人で集まって映画を見たり、タブレットやPCで動画に触れる機会が多くなる。 【全画像をみる】iPadのリモコンになる無線トラックボールを試す:動画視聴の頼れる相棒に そんな時に役立つのが、エレコムのワイヤレスハンディトラックボール「Relacon(リラコン)」だ。リラコンを使えば、テレビのリモコン感覚でiPadやPCを操作できる。 リラコンには、USBレシーバーが付いたPC用の「M-RT1DRBK」と、BluetoothでiPadなどでも使える「M-RT1BRXBK」があるが、今回は後者のBluetooth対応版を紹介する。 M-RT1BRXBKの対応OSはWindows、macOS、iOS、iPadOS。Androidには非対応となる。 「Relacon(リラコン)」M-RT1BRXBK メーカー:エレコム 発売時期:2020年9月 直販価格:8228円(税込)
ユニークな形で握りやすいマウス
リラコンは、リラックスした状態でPC・タブレットを操作することをコンセプトにしたトラックボールマウスだ。 本体は緩く湾曲したリモコンのようなデザインで、基本的には握って操作する。ちょうどいいカーブが付いているので、握りやすい。 重さも約77g(公称値。電池除く)と比較的軽く、ずっと持っていても疲れにくい。 一般的なマウスでいう左/右ボタンは、先端のL/Rボタンで行う。 トラックボールは親指で動かし、L/Rボタンは人差し指や中指で押すのが基本的な操作方法だ。 親指でトラックボールを動かす感覚は、かなり慣れが必要だと感じた。マウスポインターが動く速度は、本体側面のポインター速度変更スイッチで調節できる。 一方、L/Rボタンの押し込みは、あまり戸惑うことはない。 ホイールはトラックボールのすぐ下に配置されており、ホイールの左右には「戻る・進む」ボタンがある。 さらにその下には、メディアコントロールボタンが搭載されており、さまざまなアプリのコントロールに対応する。 リラコンを使ってみると、左右どちらの手でも操作できる点が便利だった。 左手で握った場合、側面のボタンは押しにくくなるが、トラックボールやホイール、メディアコントロールボタンは問題なく使用できる。 利き手に合わせて使えるのはもちろん、利き手が疲れた時にも持ち替えられる。 テレビリモコンのように、複数人で使うことも考慮されたデザインとも言える。