節約のため夕飯の残りを翌日の弁当に入れていますが、娘に「同じおかずで飽きた」と言われてしまいました…食費をおさえながら飽きないメニューにするにはどうすればよいのでしょうか?
会社や学校にお弁当を持参する家族がいると、平日は毎日のようにお弁当作りをしなければならない人もいらっしゃるでしょう。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証 お弁当のおかずを考えるのも大変なので、前日の夕飯の残り物を入れることもあるかもしれません。しかし「同じおかずは飽きる」と家族から言われてしまった場合、お弁当のメニューに頭を悩ませることになるでしょう。 本記事では、手作り弁当にかかるコストを始め、残り物を使っても飽きないお弁当にするためのコツや、お弁当の食費を節約するコツについてもご紹介します。
手作り弁当にかかるコストは?
全国農業協同組合連合会(JA全農)が実施した「現代人のお弁当事情に関するアンケート」によると、お弁当1食作るのにかかる費用について29.2%が「200円以上300円未満」、18.9%が「100円以上200円未満」と答えており、5割近くの人が300円未満におさえていることが分かっています。一方で「値段はあまり気にしない」という人も13.7%いるようです。 また「理想としてはいくらにおさえたいか?」という質問に対しては32.1%が「300円以内」、21.2%が「200円以内」と答えています。 お弁当を「作る派」ではなく「コンビニなどでテイクアウトする派」の中には、お弁当1食あたりに使う金額を「300円以上500円未満」と答えた人が34.7%、「500円以上600円未満」と答えた人が33.3%いました。手作り弁当に比べて、テイクアウトにかける金額の方が高い傾向にあるようです。 実際に、お弁当を作る理由として「出費を安く済ませられるから」と答えている人が60%以上いることが分かっています。
昨夜の残り物を使っても飽きないお弁当にするには?
前の日の夜ご飯に出したおかずを翌日のお弁当に入れて「同じおかずだと飽きる」と言われてしまった場合は、ちょっとした工夫をしてみるとよいでしょう。 全く同じおかずを入れると「昨日も食べたのに」と思われてしまいますが、アレンジしていれば気づかれない可能性もあります。 例えば、肉じゃがをコロッケにしたり、シチューをグラタンにしたりすれば、飽きを感じにくいでしょう。また、あまったひじき煮を卵に混ぜて焼いたものをお弁当に入れるのもよいかもしれません。