旨辛がやみつき! カラブリア地方の料理を堪能できる、下町イタリアン(東京・入谷)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
AL COVO(東京・入谷)
2024年8月8日、東京メトロ・入谷駅1番出口から徒歩約4分、JR上野駅入谷口とTX浅草駅B出口からも徒歩約13分と、3駅からアクセスのいいところにイタリアンのお店「AL COVO」がオープンしました。
シェフの今泉聡氏は、調理師専門学校を卒業後、有名イタリアン人オーナーが運営する「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」に入社。その後、都内のイタリアンレストランや、現地に直接足を運んでイタリア料理とイタリア文化を学びます。
大井町にあった「トラットリア ヨシダ(今泉氏の入店時はトラットリア ファビアーノ)」で、日本のイタリア料理黎明期を代表する料理人であり「イタリア料理用語辞典」の著者でもある吉田政國氏やシェフの有水氏に師事。イタリア半島最南端のカラブリア地方の料理や文化を学び、今の料理哲学や技術の基盤を築きました。その後、渋谷の「ボナペティート」や「トラットリア ヨシダ」の後継店「オステリア トゥットソーレ」でシェフを務め、独立。出店先は、プライベートでも訪れることの多い浅草周辺で探していたところ、今の物件に巡り合たそう。
お店でいただけるカラブリア地方の料理は、唐辛子を使ったピリ辛な味わいが特徴です。 豚を使った料理も多く、唐辛子入りのサラミやハム、煮込みなどさまざまな料理が楽しめます。一度食べるとクセになる地中海料理とも。 モルツェッロは、カラブリア州カタンツァーロの郷土料理で、牛モツをトマトや唐辛子と煮込んだ一品です。
お店のイチ押しメニューは、カラブリア地方の伝統食材でもある辛口サラミのペースト・自家製ンドゥイヤを使って旨辛に仕上げた「ンドゥイヤのアラビアータ」(1,700円)。リガトーニやカヴァテッリなど、もちもちの手打ちショートパスタに絡めて提供します。