【熊本競輪・GⅢ開設記念】準決快勝の脇本雄太「冷静に走れた」 決勝は地元勢と別線の単騎戦
<5日・熊本競輪・3日目> 脇本雄太が連勝で決勝に進出した。準決12R、終HS6番手からスパート。2角捲りの坂井洋を乗り越えて、上がり10秒8の1番時計で快勝した。 「想定していたなかで一番キツい展開になってしまったが、冷静に走れた。2日目と同じように踏み切れた」。淡々としながらも納得の表情で、レースを振り返った。 地元選手の前で自力戦だった2日目、3日目と異なり、最終日12R決勝は単騎戦。「日に日に良くはなっているが、仕掛けるポイントなど改善したい」。決勝は再開後初の開設記念Vに燃える嘉永泰斗―中川誠一郎の熊本勢の前に、ライバルとして立ちはだかる。