「低PBR銘柄」脱却へ、地方銀行で起きつつある変化の兆し
各地銀では、株主還元や資本政策に関する開示が進んでいる（イメージ写真：Ryuji / PIXTA）
資本コストや株価を意識した経営――。2023年3月に東京証券取引所が発した要請が、割安株の常連である地方銀行を突き動かしている。 投資家から買われない事実を甘受するのではなく、株主還元や資本効率への考え方を対外的に発信するようになってきた。投資家の成長期待を喚起し、株価の上昇へとつなげられるだろうか。
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一井 純
