デビューから43年。松本伊代が「ザ・アイドル」として輝き続ける理由とは?
1981年のデビュー以来、変わらぬ愛らしさでファンを魅了し続ける松本伊代さんが、10月12・13日に東京・大手町三井ホールで自身が生まれ育った東京をテーマにした単独コンサート「松本伊代 Live 2024 “Journey” Tokyo Lover」を開催。単独ライブでは、今年デビュー43年目を迎えた松本さんが、これまでの“Journey=旅路”で見てきた“Tokyo”の風景を、自身の楽曲はもちろん、カバー曲も含めた数々の歌とともに届けます。 今回、単独コンサートを控えている松本さんにお会いし、芸能活動やコンサートのことなど、多岐にわたり伺いました!
――今年で芸能活動43年を迎えられるそうですが、こうしてお目にかかると、つい「伊代ちゃん」と呼びたくなってしまいます。 「うふふ(笑)。だいぶ昔になりますが、秋元康さんが『やっぱり伊代ちゃん』っていうコンサートタイトルを付けてくれたことがあって。その言葉がとても好きなので、いくつになっても『伊代ちゃん』って呼んでもらえるのはうれしいです」 ――デビュー当時、自分がこんなに長く芸能活動を続けると想像していましたか? 「全然想像していなかったです。改めて年数を振り返ると、『もう40年?』と思うけど、感覚的にはそんなに長くいる感じがしなくて。だから、『ベテランですよね』とか言われても、きょとんとしちゃうんです」 ――いやいや、大ベテランですよ(笑)。 「いつの間にかそんなことになってました(笑)」 ――40年って言葉にするのは簡単ですけれど、求められているからこそ続けてこられたわけで。40年以上も活躍されているというのは、やはりすごいことだと思います。 「結婚して、妊娠・子育てしている間は少しお休みさせてもらいましたけど、なんだかんだお仕事させていただいて。ヒロミさんに辞めろって言われてたら、たぶん辞めていたのかもしれないですけど…」 ――「辞めたら?」みたいなことを言われたことはあるのですか? 「それが一度もないんです。結婚した時に、当時の事務所のマネジャーさんとヒロミさんとの間で『続けてもいいですか?』『どうぞ続けてください』みたいなやり取りというか、約束があったみたいですけど、私自身は辞めるとか続けるとかあまり深く考えていなくて(笑)。続けていいんだったら、ぜひやらせていただきたい、みたいな感じでした」 ――辞めようと思ったこともないけど、「絶対続ける!」という強い意志があったわけでもなく。 「そうなんです(笑)」 ――全く欲がないですね(笑)。 「みんなにそう言われます(笑)。でも、ありがたいことに、こうしてお仕事を続けさせていただくことができて。本当に『おかげさまで』という感じです」