デビューから43年。松本伊代が「ザ・アイドル」として輝き続ける理由とは?
――リハーサルはこれからとのことですが、現時点で言える見どころなどあれば教えてください。 「私ね、結構みんなに参加してもらいたがりなんですよ」 ――コールアンドレスポンスみたいなことですか? 「そう。一緒に手振りをしてもらったり、何かグッズとかを使って楽しいことができないかなぁと考えていて」 ――タオルを振り回したり、ライトを使ったり? 「そう、タオル! 実際に自分が見に行ったライブで、すごく楽しい使い方をしていたんですよ。最初は恥ずかしかったけど、友達と一緒にやってみたら本当に楽しくて。『ああ、ファンの気持ちってこうだよね!』『最高!』ってすごくワクワクしちゃって(笑)。私もみんなにやってもらいたい! と思いました」 ――ちなみに、どなたのライブだったのでしょうか。 「マッチです」 ――近藤真彦さん! 「そう。『ブルージーンズメモリー』のセリフのところでね、“バッカヤロー”と書かれたタオルをみんなで一斉にかざすんです。それがもう楽しくて! 私もある曲でできたらいいなと思って、コンサートグッズでタオルを作ってもらうことにしました(笑)」
――そんな伊代さんなのに、「一生アイドルよ!」とか、そういう気持ちは全くないんですよね? 「ないんです(笑)」 ――ないにも関わらず、アイドルであり続けているのが不思議というか、すごいなぁと思うんです。 「そこはやっぱりヒロミさんの影響が大きいかもしれないです。実は、デビュー30周年の時に、『もうおばさんだから、疲れちゃって…』って言ったら、すごく怒られたんですよ。『コンサートの時には、ちゃんとアイドルしなさい』と。『おばさんとか、年だからとか言わずに、アイドルに徹しなさい』みたいなことを10年ぐらい前に言われて。それ以降、コンサートでは、そういうおばさん発言をあまりしないように気を付けています」 ――ヒロミさんがいるから、伊代さんはアイドルでいられるのかもしれませんね。 「あっ♡ そうかもしれない(笑)」