なんば駅前など“ホコ天”化「新たな大阪のシンボルに」大阪・松井市長会見8月25日(全文1)
次を継ぐなら馬場議員と思っていたのか
関西テレビ放送:関西テレビの松浦と申します。すいません、代表選についてお伺いしたいんですけれども、あらためて代表のお考えについてお伺いしたいんですけど、今回、候補者が出そろってから誰を支持するか明確にするとお話しされていましたけども、馬場議員については代表が共同代表に指名されましたけど、もうそのときからこの次に継いでもらうんだったら馬場議員と思っていたのか、それとも候補者3人が出そろってから決められたのかでいったら、どっちなんですか。 松井:馬場議員が代表選挙に出馬するかどうかは最後は自分で決断することです。僕がやれ、やれという、出馬を促すとか、そういうことではありません。これ、政治の団体の代表というのは、最終的には自分が覚悟をしないと、維新の会の代表なんて個人の利益というのはもうまったくないわけですから。忙しくなるだけですからね。だからそれで馬場議員が出馬するかどうかというのは、やっぱり僕自身が見極めないと。だから馬場議員が出馬された時点で僕はやっぱり共同代表、幹事長・共同代表という形で、この僕が代表に就任してから、2015年から、もう6年半にわたって、幹事長として、そして共同代表として、僕をサポートしてくれたわけだから、もうそれは代表として十分適格者だというふうな判断をいたしました。 ただ、これは人に言われてやるようなもんではありませんから。政治家というか。選挙もそうですけど、やっぱり自分がやるという、そういう意思がないと、これはもう活動は続いていきません。だから馬場議員が自分で腹を固めた時点で彼を応援しようということを判断しました。
次になってほしいなという思いはあったのか
関西テレビ放送:代表がなかなかしんどいこともつらいこともあるので、それはご本人が立候補表明されないと、ということだと思うんですが、松井代表自身は、心の中では、次になってほしいなという思いはあったということですか。 松井:うん。それは共同代表に指名してるんだから。もう自分自身、僕自身は、もう辞めることは決まってるわけですからね。共同代表に指名してる限りはやっぱり党をまとめて、勢力を拡大して、われわれが掲げている政策を1つでも2つでも実現してもらいたいと、こう思ってます。 関西テレビ放送:あらためて代表については選挙で正当、正式なプロセスを経て、それで党内で決めたことに従うべきだということで、この選挙のプロセスの重要性というのをずっとおっしゃられてたと思うんですけども、その状況も党のニーズも全然違いますが、松井代表自身が、平仮名、おおさか維新の会の代表に就かれたときは、橋下前代表が、そのときの、松井さんを後継指名するという形でテレビ番組でおっしゃられてたり、そういう形でされてましたけど、そのときと、2015年と2022年、状況は全然違うんですけども、そういった形で後継指名する形もあったのかなと思うんですが、あえて選挙のプロセスを経ることの意味合いというか、松井代表と馬場さんの違いっていうのはなんなのかなと思いまして。 松井:いや、僕と馬場さんの違いというより、やはり組織の状況が大きく変わってるということだと思います。大阪維新の代表も選挙で吉村さんは選ばれました。これ、吉村さんが、ほぼ大阪維新の代表の吉村さんの就任は、ほぼ、後継指名しても、100%、大部分は大阪維新のメンバー、了承してくれたと思いますけど、それでも吉村さん自身もやっぱり選挙を経るべきだということで選挙を望まれたし、結果とすればやはり選挙になりました。無投票にはなりませんでしたから。 やはり一部には、われこそはと思う人が大阪維新の状況の中でもあったわけですよ。で、圧倒的、吉村さんが多数を得て、経て、多数を得票して代表になりましたけど。だから、僕と橋下さんのときっていうのは、まずはもう本当に初期の段階で全体のコンセンサスとして、この2人がもう中心という、そういう認識があったと思うけども、やはり時間がたち、組織の形も変わる中で、やっぱり自分もという、そういう思いを持たれる方も出てきているわけですから。そういう意味で今回も日本維新の会の代表については選挙を経るべきだというふうなことを僕は感じていました。