なんば駅前など“ホコ天”化「新たな大阪のシンボルに」大阪・松井市長会見8月25日(全文1)
生まれ変わるミナミエリアへの期待感は
大阪日日新聞:大阪日日新聞の藤木です、よろしくお願いします。冒頭、幹事社からご質問させていただきます。本日の発表項目にあります御堂筋、一部区間の側道閉鎖となんば駅周辺の歩行者空間化についてお伺いします。まず3年後に万博が控えてますけれども、万博を見据えた上で今後生まれ変わるミナミのエリアに対しての期待感を教えていただければと思います。また今回、整備を通じた市民であるとか、大阪府民の満足度ですとか、大阪の観光地としての魅力向上に対してどのような波及効果、波及効果についてどのように考えてらっしゃるのか、あらためてご認識を伺います。 松井:2025年の大阪・関西万博の開催時には大阪を訪れる方々にとって新たな大阪のシンボルとなることを期待しています。また、なんば駅前広場において昨年実施をいたしました社会実験のアンケート調査では、歩行者空間化に関しては9割以上の方から高い評価を得ています。ミナミエリアが魅力ある空間となることで大阪全体の観光のポテンシャルを高めてさらなるにぎわい創出につながると、こう考えています。 大阪日日新聞:ありがとうございます。関連してもう1問質問させていただきたいんですけれども、御堂筋に関しましては大阪市の構想では完成100周年が2037年に当たりますけれども、この2037年をめどに全面歩行者空間化という計画がありますけれども、今回の整備でこの計画に関する全体のスケジュールとしてどの程度進捗しているのかというところをお示しいただければというところと、あと現状、計画達成に向けて、現状の手応えであるとか課題がありましたら教えてください。 松井:まず先ほど申し上げましたけれども、万博までに長堀通から千日前までの側道の歩行者空間化、これを終え、地域と丁寧に調整も行いながら順次、整備進めていきます。また長堀通から淀屋橋までの区間については、北へ行くほど交通量が多く、側道閉鎖に伴う交通渋滞などが懸念をされるために、引き続き社会実験などを通じて課題を検証しながら進めていきたいと、こう考えています。 大阪日日新聞:分かりました。ありがとうございます。幹事社からは以上です。 司会:次の質問をお受けします。毎日放送さん。