米ウォルマート、中国で料理宅配大手の美団と提携
[上海 17日 ロイター] - 米ウォルマートの中国法人は17日、中国の料理宅配大手、美団との新たな戦略提携を発表した。この提携は中国での売り上げのほぼ半分を占める電子商取引事業の加速につながると対話アプリ「微信(ウィーチャット)」に投稿した。また、中国の店舗は既に美団の宅配エコシステムと接続されていると説明した。 ウォルマート中国法人は、中国国内でウォルマートの店舗に加え、会員制スーパー「サムズクラブ」50店舗を開設。中国人消費者の会員制店舗を好む傾向が強まる中、恩恵を受けている。 ウォルマートは以前、中国電子商取引大手の京東商城(JDドットコム)と提携していたが、自社の中国事業の運営に集中するとして8月に約37億ドルの株式を売却した。