宮城県発、注目の国産時計ブランド 【エルフォルク】伝統紋様を取り入れた新作とは!?
クラウドファンディングが一般に普及し、資金調達におけるハードルが以前よりも下がったことで、近年、世界中で新たなマイクロブランドが誕生している。 【画像】全4モデル展開の“リリー02”ほか、エルフォルクの時計をもっと見る シンプルで機能的な美しい古き良き腕時計作りを追及した、日本発のウオッチブランドとして、2022年に宮城県で立ち上げられたELFOLK(エルフォルク)もそのひとつだ。ドイツ語で“百合の花”を意味する“リリー”と名付けられたその初作は、日本製にこだわった手が届くムーンフェイズ腕時計として注目を集め、クラウドファンディングサイトで多くの支援を集めた。 同ブランドはその後もコレクションを拡充しており、“凛々しさ”を花言葉にもつアストロメリアから名付けられたクロノグラフ“アルストロ”を発表。そして24年の新作として発売されたのが、初作“リリー”の成功を受けて製作された“リリー02”である。
ELFOLK(エルフォルク) リリー02 代表作である “リリー”の進化系モデル。初作から“メイドインジャパン”へのこだわりを掲げており、日本製のムーヴメントを採用するほか、組み立てから精度調整、完成検査までをすべて国内の自社提携工場で行い、品質を保証。文字盤に和柄を取り入れたことで、これまでにない個性を獲得している。 “リリー02”は、“リリー”で採用された薄型スポーツウオッチの王道的なスタイルを踏襲しつつ、文字盤デザインとベゼルを刷新。最大の特徴が、文字盤に“工字繋ぎ”と呼ばれる和柄文様を施した点にある。 この文様を引き立たせるために、月表示を排してデイデイト+ムーンフェイズ表示に。さらにベゼルが八角形に改められ、スポーティな雰囲気がより強調されている。日本の伝統的な和柄を文字盤に取り入れたことで、いっそうの気品を感じさせる表情に仕上がったリリー02に注目してほしい。
文◎Watch LIFE NEWS編集部