現役ドラフト DeNAが阪神から獲得の浜地真澄「日本一になり競争も激しいチーム。競争に割って入ることができるように」
DeNAは現役ドラフトで阪神から浜地真澄投手(26)を獲得し、2019年に東洋大からドラフト1位で入団した上茶谷大河投手(28)がソフトバンクに移籍した。浜地は阪神を通じ「タイガースというチームがすごく好きでした。離れることへの寂しさはあります」とコメントし、「ベイスターズは日本一になり競争も激しいチーム。競争に割って入ることができるように、新たな気持ちで頑張っていきたいと思います」と決意を込めた。 17年に福岡大大濠高からドラフト4位で阪神に入団した救援右腕。185センチの長身から投げ込む150キロ前後の直球、スライダー、カーブを武器に通算126試合で6勝5敗、防御率3・49を記録しており、22年には52試合で防御率1・14と抜群の安定感を誇った。今季は18試合で防御率2・11だった。 DeNAは今季の防御率がリーグ5位の3・07と投手力に改善の余地があり、リリーフ陣は実績のある山崎らが不調で離脱した前半戦に苦しんだ。昨年の現役ドラフトでロッテから獲得した救援の佐々木は今季、28試合で防御率1・95。日本一に輝いたチームを支えただけに、浜地にも期待がかかる。(鈴木智紘)