【全日本総合バドミントン2024】柴田一樹&篠谷菜留が頂点へ。「最後は最高の結果で1年をやり切れた」(篠谷)「5試合とも楽しくできた。次は男子ダブルスで優勝できるように頑張る」(柴田)
第78回全日本総合バドミントン選手権最終日の12月30日、混合ダブルス決勝で西大輝/佐藤灯(龍谷大/ACT SAIKYO)が第2ゲーム途中で棄権のため、優勝した柴田一樹&篠谷菜留(NTT東日本)のコメントを紹介する。 【トーナメント表】全日本総合バドミントン2024混合ダブルス 篠谷 相手のアクシデントで終わってしまったが、最後、しっかりと勝ち切れたのはよかった。序盤は、柴田のロブアウトが多かったが、技術より緊張しすぎていたのだと思う。4月に代表を引退してチームで女子ダブルスをメインにやってきた。体もきつい中、気持ちをもち続けることが難しくなりかけたが、チームのために力になれればと思ってやってきた。混合ダブルスでというカタチだけど、最後は最高の結果で1年をやり切れたと思う。 今後はチームで女子ダブルスのコーチをする予定。難しさがあると思うが楽しんで、後輩たちを強くして代表に送り出せるように頑張りたい。 柴田 5試合ともすごく楽しくできた。今日は、決勝で緊張してしまって体がこわばって力加減がわからなくなる、初心者みたいなところがあったけど、イレブン(のインターバル)で川前(直樹)監督や篠谷さんから「いつも通りに楽しくやろうよ」と言われて、修正できた。 メインの男子ダブルスがベスト8で負けて、かなり悔しいが、全日本総合優勝で今年を終われてよかった。 来年は、男子ダブルスで優勝できるように頑張る。どちらの種目でも自分がやるプレーはあまり変わらない。混合ダブルスで優勝できて少しは成長を感じられた。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部、平野貴也