【沢田康文の欧州競馬リポート】2024年ロンジンワールドベストジョッキーはマクドナルド騎手 日本騎手の最上位は?
2024年のロンジンワールドベストジョッキーにジェームズ・マクドナルド騎手(32)が輝いた。 2014年に創設されたこの賞は、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が定める前年12月1日から当年11月30日までの世界のGⅠトップ100レースでの着順に応じたポイント(1着12ポイント、2着6ポイント、3着4ポイント)を集計して決まる。 ニュージーランド出身でオーストラリアを拠点にするマクドナルド騎手の受賞は22年に次ぐ2度目。今回の対象GⅠではロマンチックウォリアーでの香港C、香港ゴールドC、クイーンエリザベスⅡC、安田記念、ヴォイッジバブルでのスチュワーズC、ヴィアシスティーナでのランヴェットS、コックスプレート、TABチャンピオンズS、サンシャインインパリでのチャンピオンズスプリントと9勝を挙げて160ポイントを獲得した。 以下、2位がR・ムーア騎手(150ポイント)、3位がW・ビュイック騎手(105ポイント)で、日本の最上位は6位の武豊騎手(50ポイント)だった。 マクドナルド騎手を祝福するセレモニーは、6日に香港国際レースのガラディナーで行われる。(在仏競馬記者)