大藤沙月が2冠に王手 田中佑汰、及川瑞基は準々決勝で惜敗<卓球・WTTコンテンダーリマ2024>
<卓球・WTTコンテンダーリマ2024 日程:2024年8月21日~25日 場所:リマ(ペルー)> 24日、WTTコンテンダーリマは大会4日目を迎え、男女シングルス準々決勝、ダブルス種目の準決勝が行われた。 女子シングルス準々決勝に進んだ横井咲桜(ミキハウス)は、ブリット・エーラント(オランダ)と対戦。先に横井が2ゲームを取るも、エーラントが第3、第4ゲームを取り返し、勝負は最終ゲームへ。序盤は拮抗するも、後半から横井が得点を重ね、最終ゲームを制した。 また、同じく準々決勝に進んだ大藤沙月(ミキハウス)は、セルビア選手に完勝を収め、準決勝進出を決めた。そして、同日の準決勝では大藤が横井をストレートで下し、決勝進出を果たした。 女子ダブルス準決勝には大藤/横井ペアが登場。地元ペルーのペア相手に序盤から抜群のコンビネーションを発揮すると、相手に付け入る隙を与えず、第1ゲームから第3ゲームを連取。決勝へと駒を進めた。 男子シングルス準々決勝では、田中佑汰(個人)が黄彦誠(フアンヤンチェン・チャイニーズタイペイ)と対戦。第1ゲームは黄彦誠にデュースで取られるも、田中は第2、第3ゲームを連取する。 しかし、黄彦誠は第4ゲームを再びデュースで制すると、勝負は最終第5ゲームへ。第5ゲームは先にマッチポイントを握った黄彦誠に田中が追いつきデュースへもつれるも、最後は黄彦誠がデュースを取り切り、田中はゲームカウント2-3で惜敗。あと一歩のところで準決勝進出を逃した。 同じく準々決勝に出場した及川瑞基(岡山リベッツ)は、馮翊新(フェンイーシン・チャイニーズタイペイ)と対戦。馮翊新に2ゲームを先取され後がなくなった及川だが、第3ゲームを取り返し反撃のチャンスをうかがう。しかし、第4ゲームは再び馮翊新が主導権を握り、及川もなんとかデュースまで追いつくも勝ち切れず、ゲームカウント1-3で敗北した。 最終日となる25日には、各種目で決勝が行われる。