【MLB】タイガースとブルージェイズがブレグマン獲得の本命に浮上 強打者サンタンデールにも興味 米報道
アストロズからFAとなったアレックス・ブレグマンは移籍先が決まらないまま新年を迎えた。ブレグマンの引き留めが難しいと判断したアストロズは、カージナルスとのトレードでノーラン・アレナドの獲得を狙ったものの、アレナドが移籍を拒否。その後、素早くクリスチャン・ウォーカーの獲得に動き、内野手の補強を完了させた。アストロズ残留の可能性が事実上消滅しているブレグマンだが、移籍先の有力候補としてタイガースとブルージェイズの2球団が浮上しているようだ。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ ブレグマンの移籍先について、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「タイガースとブルージェイズが本命だ」との見解を示した。タイガースについては、地元紙「デトロイト・フリー・プレス」のエバン・ペッゾルド記者も「獲得に向けて全力を注いでいる」と報じており、打線の強化が課題となるなかで、ブレグマンの獲得を目指しているのは間違いなさそうだ。タイガースのA・J・ヒンチ監督にとって、ブレグマンはアストロズ時代の教え子でもある。 ブルージェイズはブラディミール・ゲレーロJr.とボー・ビシェットがFA前のラストイヤーを迎えており、今季は極めて重要なシーズンとなる。昨オフに大谷翔平、今オフもフアン・ソトの獲得に動いたように、大物選手を獲得できるだけの資金力はある。確固たる正三塁手も不在であり、ブレグマンはチーム状況にフィットする存在と言えるだろう。 なお、「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者によると、この2球団はオリオールズからFAとなった強打者アンソニー・サンタンデールにも興味を示しているという。どちらかの球団がブレグマン獲得に成功し、もう一方の球団は「プランB」としてサンタンデールの獲得に動く。そんな展開も十分に考えられる。