優勝に貢献した小久保玲央ブライアン(C)GettyImages

【サッカーU-23日本代表・ニュース】AFC U-23アジアカップの決勝でウズベキスタンを破り、優勝を手にしたU-23日本代表のGK小久保玲央ブライアンは試合後、勝利の喜びを口にした。

AFC U-23アジアカップに臨んでいる若き日本代表は、決勝戦でウズベキスタンと対戦。相手に押し込まれる時間こそ長かったが、ゲーム終盤に途中出場の山田楓喜が貴重な先制点を奪うと、後半アディショナルタイムには小久保玲央ブライアンがPKストップを見せ、1-0で勝利を手にした。この結果、日本の優勝が決まった。 この試合でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた小久保は、「中国戦を始めとしていろいろな苦しい戦いをしてきた中で、優勝で終われたのでチームとしても個人としても嬉しい」と語り、チーム一丸で手にした優勝を喜んだ。 また、チームを勝利に導くビッグセーブとなったPKストップに関しては分析通りだったと明かしつつ、PKストップ時の思いを口にした。 「（止めた後には）みんなに『信じていたよ』と言われた。自分はぶっちゃけた話、あまり自信がなかったけど、その中でああやって駆け寄ってきて、関（関根大輝）の『絶対ブライアンは止められる』など、みんなからの言葉を信じて思った方向に飛べた。それが結果に繋がったので嬉しいです」 試合終了直前には涙も見られた。その想いとしては「このチームが終わってしまうことやアジアのチャンピオンになること。（あとは）やはり日本国民の人が応援してくれている中で、自分的には感動的にグッと来るものがあった」とのこと。加えて、「本当に優勝できて嬉しかった」と笑顔を見せた。 ここからはパリ五輪に向けたサバイバルが始まるが、「まずこのチームは今日で終わりというところで、みんなと最後まで喜び合いたいなと思います」と語った小久保。今日一日はチーム一丸で手にしたアジア制覇に酔いしれたいようだ。