マッシュグループがレスポートサックジャパンの株式を伊藤忠商事と共同取得
マッシュホールディングス(以下、マッシュグループ)が、9月27日に伊藤忠商事とともにバッグブランド「レスポートサック(LeSportsac)」の日本市場における販売を担うレスポートサックジャパンの株式を共同で取得した。取得比率はマッシュグループが51%で、伊藤忠商事が49%。取得総額は非公表としている。 【画像】バッグが人気のレスポートサック
レスポートサックは、1974年にニューヨークでメルビンとサンドラのシフター夫妻によって設立されたアメリカのライフスタイルブランド。マッシュグループは、近年海外ブランド事業の成長に注力しており、今回のレスポートサックジャパンの株式を取得することでグループ初となるバッグブランド事業を始動させ、グループの事業ポートフォリオの強化を目指す。 レスポートサックジャパンは過半数株式を取得したマッシュグループの連結子会社となり、事業運営は伊藤忠商事と共同で行う。マッシュグループと伊藤忠商事は、これまでに「バブアー(Barbour)」や「ファブリカ ペレッテリエ ミラノ(Fabbrica Pelletterie Milano、FPM)」事業において協業してきた実績を持ち、今回のレスポートサック事業の展開においても両社の強みを活かしながらシナジーを最大化していく考え。マッシュグループはこれまでの自社オリジナルブランドおよび海外ブランドの展開において培った商品企画力や、700万人を超える会員基盤を活用し、日本市場におけるレスポートサックの販路と顧客層の拡大、ブランドの認知度向上を図るという。