かたや3兆円、かたや602億円...ソトの総額1150億円契約はメジャー5球団の主要オーナーの“純資産を上回る金額”。年俸総額にも3倍以上の差
MLBニューヨーク・メッツは現地12月8日、ニューヨーク・ヤンキースからFAとなっていたフアン・ソトと15年総額7億6500万ドル(約1150億円)で契約合意した。この契約について、MLB専門メディア『The Dynasty Dugout』のベック記者が興味深いデータを紹介した。 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 同氏はXで「フアン・ソトの契約総額は、MLB の 5 つのフランチャイズの主要オーナーの純資産を上回っている」と投稿。実際、統計データ会社『Statista』によると、2023年時点の下位5人の純資産額は以下のように推計されている。 ロバート・カステリーニ(シンシナティ・レッズ)→4億ドル(約602億円) ブルース・シャーマン(マイアミ・マーリンズ)→5億ドル(約752億円) ケン・ケンドリック(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)→6億ドル(約902億円) マーク・アタナシオ(ミルウォーキー・ブルワーズ)→7億ドル(約1053億円) リチャード・モンフォート(コロラド・ロッキーズ)→7億ドル(約1053億円) ソトの契約を巡ってはメッツのほかにヤンキースやボストン・レッドソックス、トロント・ブルージェイズ、ロサンゼルス・ドジャースがオファーを出し、いずれのチームも最低6億ドル(約902億円)を提示したとされている。もちろん、主要オーナーの純資産額がチームの年俸に直結する訳では無いが、メッツオーナーのスティーブ・コーエン氏の純資産198億ドル(約3兆円)は、レッズのカステリーニ氏と約50倍の差。データ分析サイト『spotrac』によると、24年の年俸総額ではメッツが3億1474万ドル(約473億円)で首位に立っている一方、レッズは25位で1億ドル(約150億円)と3倍以上差が開いている。 24年シーズン年俸ランキング21位のクリーブランド・ガーディアンズがア・リーグ優勝決定シリーズまで勝ち進み、26位のデトロイト・タイガースも地区シリーズに進出するなど、限られた資金で成績を出すことは不可能ではない。しかし人気FAの獲得競争に参加できないことがチームの選択肢を狭めていることは間違いないだろう。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- NBAを観戦した大谷翔平と真美子さん、周囲の席には豪華ハリウッドスターらずらり 夫妻にはレイカーズからネーム入りユニのプレゼントも
- 「真美子さんの指輪、びっくりするくらい大きくない?」NBA観戦の大谷翔平夫妻、そろって左手薬指キラリ「新婚さんだもんね」「2人ともかわいい!」ファン見逃さず
- 大谷翔平と真美子夫人がレイカーズ伝統の“ゴールド”ユニフォームを手に笑顔。八村塁のシーズンハイ23得点ゲームを観戦
- 「俺たちのクローザーが帰ってきた!」トライネンのドジャース残留にファン歓喜「素晴らしい動きだ」「来季もワールドチャンピオンになろう!」
- 「オオタニの契約をはるかに上回る」メッツと超大型契約のソト、ド軍専門メディアが昨季加入の大谷翔平と比較「並外れた打撃能力に大きな価値を置いている」