ペレス、ターン12の悲劇!表彰台争いから一転、リタイアの裏側とは?
F1第23戦カタールGP(ルサイル・インターナショナル・サーキット)決勝レースを終えて、リタイアに終わったセルジオ・ペレス(レッドブル)が次のように振り返った。 ●【2024F1第23戦カタールGP】全セッションの結果・タイムスケジュール ■セルジオ・ペレス(レッドブル) スターティンググリッド:9番手 レース:DNF(リタイア) 「その時点ではいい展開だった。5位につけていて、表彰台争いにも加わっていた。 そして、再スタートに向けてタイヤを温めているとき、ターン12を抜けたところでアクセルを踏んだ瞬間に強烈なオーバーデリバリーが発生してしまった。タイヤが冷えていたためコントロールできず、つまりクルマを失ってしまい、その時点からドライブ(駆動力)も失われて、もうどうにもならなかった。このような形で終わるのは本当に残念だ。 今週末はパフォーマンス面でいくつかポジティブな兆しもあったし、クルマについて多くのことを学べたし、いい方向性も見つけられた。 ただ、今シーズンはあまり良い年ではなかったね。浮き沈みが多すぎたし、いくつか見直すべき点もある。 チーム全体でこの状況を乗り越えようとしているし、シーズンを立て直そうと頑張っている。それができればアブダビでは力強い週末を過ごせるだろう。」