大阪府・松井知事が定例会見11月10日(全文1)G20誘致「都市格上げていく」
大阪府の松井一郎知事が9日午後2時から定例会見を行った。 ※一部、判別できない箇所がございますことをご了承ください。
万博誘致について
司会:それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。まず初めに知事から説明があります。よろしくお願いします。 松井:初めに万博誘致についてです。来週の14日から19日までフランスへ出張し、15日はBIE総会へ出席をいたします。今回の総会は2025年万博に立候補した4カ国による、2回目のプレゼンテーションが行われます。日本としては大阪、関西の魅力、ポテンシャルなどに加え、万博を通じてSDGsの達成に貢献することや、ビッド・ドシエに記載をした会場の構想など、どのような万博を開催しようとしているのか。国や経済界と一体となって、BIE加盟各国にしっかり訴え掛けてまいります。 また、17日にはヴァルドワーズ県も訪問をいたします。昨晩、友好交流30周年の晩餐会をこの大阪で開催をしました。今回の訪問では記念樹の、記念の植樹などの行事に参加をし、さらに友好を深めてまいります。 万博誘致についてもう1点お知らせをします。明日10日、15時から誘致ロゴマークをデザインしたトラックの出発式を行います。大阪府トラック協会のご協力の下、走る広告搭として役割を担っていただき、誘致機運が全国に広がるように期待しています。私も出発式に参加をしますんでぜひ、積極的な取材をよろしくお願いします。
建築防災啓発員制度の創設について
次に、建築防災啓発員制度の創設についてです。大阪府では南海トラフ巨大地震などに備えた住宅・建築物の耐震化や、密集市街地などの火災発生の抑制のために、地震の揺れを感知すると、自動的に通電を遮断する感震ブレーカーの普及、啓発に取り組んでいます。このたび民間企業のマンパワーやネットワークを活用した新たな取り組みとして、大阪府建築防災啓発員制度を創設いたします。具体的には大阪府と連携協定を締結をしている企業の協力を得て、養成研修で知識を習得した社員や代理店の方を府が認定いたします。営業活動を行う際に、住宅・建築物の耐震化や、感震ブレーカーの設置の重要性など、防災に関する知識、普及、啓発を実施していただきます。 この11月から東京海上日動火災保険株式会社と開始をし、今後、強力企業を増やし、より多くの府民に普及、啓発を行ってまいります。