大阪府・松井知事が定例会見11月10日(全文1)G20誘致「都市格上げていく」
知事は万博のプレゼンはしないが、どういう形で接触されていくつもりなのか
朝日新聞:朝日新聞の〓ヤブキ 00:07:13〓でございます。よろしくお願いします。万博のプレゼンについて伺いたいんですけれども、ご自身がプレゼンに立たれることはないということですけれども、どういった形で、接触されていくというのは具体的にはどういった形で接触されていくというふうにお考えでしょうか。 松井:現地で各国の代表の皆さんと食事したりね。そして、その皆さん方にBIE総会ではプレゼンしませんけども、その皆さん方との懇談の場においては、僕自身が日本万博の中身の説明をしたいと思っています。 朝日新聞:おっしゃれる範囲で結構なんですけど、どういった地域のどういった方々と何件ぐらい会いたいかというのがありましたら、お願いします。 松井:これはちょっと、戦略上秘密です。もう、各国とも、いろんな国相手に誘致活動で今、接触しているわけですから、その戦略をここでばらすとマイナスも生じますから、秘密にしときます。 朝日新聞:これまでの経験の中で、そういった方々とお話をする中で、どういう話をすれば食いつきがいいとか、どういう人を連れていけば話を耳に傾けてもらえるかというので、経験としてどういうのがあって、どういうふうに今回生かそうと思っているかを。 松井:今回もね、経済界の皆さん、一緒に行っていただきますし、やはり日本の経済界というのは世界各国でビジネス展開していますし、メイド・イン・ジャパンの信頼というのはすごいものがあります。これまでも各国の皆さんとお話の中で、日本の企業に対して、ぜひわが国に進出してくれなんていう要望もその場でありますから、やはり日本の経済界の皆さんの各国に対する影響力というものは非常に頼もしいものだなというふうには思っています。 朝日新聞:そうしますと経済界の方々と同席しながら、そういった方々にアピールしていくという。 松井:そうですね。まず、それからやっぱり日本はもう世界の中でもナンバーワンと言えるぐらい、安全・安心に暮らせる生活できる場所ですし、また今、インバウンドのお客さんを見ててもドンドン増えてきてるようにおもてなしの心というのは大阪、特におもてなし力が高いわけですから、そういうことも丁寧に説明をしたいと思っています。 朝日新聞:ありがとうございます。あとヴァルドワーズ県なんですけども、きのうも会合ありましたけれども、今回も訪問をされるということで、こういったつながりがあることが万博にどういうふうに生きてくるかというのはありますでしょうか。 松井:万博に生きてくるというより、これはもう30年の歴史の積み上げで、特に今、ヴァルドワーズ県と、この大阪の若い人の交換留学とか、そういうものが非常に増えてきておりますので、やっぱりそういう若い人が、それぞれのエリアで何年か過ごすということは、これからさらに環境を深める上では将来に向けて非常にいいことだと、こう思っています。万博に関してはきのうもちょっと話してましたけど、パリはサクレーですからね、パリ市周辺で、フランスは。ヴァルドワーズは候補になりませんでしたから。だからヴァルドワーズの人にね、サクレーより大阪のほうがいいんじゃないの。ヴァルドワーズの提案というのがあるんですよね。地域選ばれるために。ヴァルドワーズはこういう万博をしたいというね、ヴァルドワーズのそういう知恵というかね、ヴァルドワーズがやりたかったようなことをこれから少しでも日本に取り入れていこうという話もしていましたのでね。 だから、ヴァルドワーズの皆さんはきのうは副議長が代表で来てくれてましたけど、大阪万博の誘致のバッジを付けて帰ってくれましたから、非常にありがたいなと、こう思っています。 朝日新聞:ありがとうございます。 司会:次のご質問、よろしくお願いいたします。