イチローさん、王貞治さんや松井秀喜さんに並び立つ“史上7人目”野球殿堂入りが有力視 候補者を発表
野球殿堂博物館は3日、2025年の野球殿堂入り候補者を発表。競技者表彰のプレーヤー部門は、オリックスやマリナーズなどで活躍し、日米通算4367安打を放ったイチローさん(51)=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=ら4人が新たな候補者になった。イチローさんは、2018年の松井秀喜さん、金本知憲さん以来、史上7人目となる資格1年目での殿堂入りとなるか注目される。発表と通知式は来年1月16日に開催予定。 言わずと知れた日米のレジェンドは、群を抜く実績を誇る。日米通算4367安打。日本ではNPB最多タイとなる首位打者7度、パ・リーグ最多タイとなる最多安打5度をマーク。大リーグでも首位打者を2度獲得し、10年連続200安打以上もマークした。 ビクトル・スタルヒンさん、王貞治さん、野茂英雄さん、工藤公康さん、松井秀喜さん、金本知憲さんに次いで、史上7人目となる資格1年目での殿堂入りが有力視される。さらには史上初となる満票での選出となるかも焦点となる。過去のプレーヤー部門で最多得票率は1960年のスタルヒンさんの97・3%。イチローさんはどこまで得票を集めるか。 また、イチローさんは米野球殿堂でも新候補者となっている(発表は1月21日=日本時間22日)。大リーグでは通算3089安打をマークしており、日米ダブル選出をともに資格1年目で果たすことも有力視されている。また、米野球殿堂では通算652セーブをマークした元ヤンキースのマリアノ・リベラさんに次ぐ史上2人目の満票当選となるかも注目だ。
中日スポーツ