キャラ濃すぎ…フランス代表、歴代ストライカーの系譜(6)超セクシー!? 最強ポストプレーで世界を制した男
フランス代表はこの四半世紀で最も成功を収めたチームの1つだ。1998年のフランスワールドカップと2018年のロシアワールドカップで世界の頂点に立った。そして、常に傑出した能力を持つエースストライカーが最前線に君臨していた。今回はフランス代表の近代史を語るうえで欠かせないエースたちの系譜を、ワールドカップを起点に振り返っていく。
オリヴィエ・ジルー 生年月日:1986年9月30日 個人成績(2014):5試合出場/1得点0アシスト 個人成績(2018):7試合出場/0得点1アシスト モンペリエ時代の2011年11月にフランス代表デビューを飾ると、そのシーズンは所属クラブでリーグ優勝し得点王と年間MVPを獲得、代表でEURO2012に出場と大躍進を遂げた。2014年のブラジルワールドカップにも参戦し、グループリーグ第2戦のスイス戦でゴールを挙げている。 EURO2016では準優勝に終わったが、2018年のロシアワールドカップではフランス代表の優勝に大きく貢献した。ただ、ジルー自身は無得点。それでも正確なポストプレーと味方のために体を張ることを厭わない献身性でアントワーヌ・グリーズマンやキリアン・ムバッペをサポートし、グループリーグ初戦から決勝まで全7試合に出場した。 1998年のフランスワールドカップでギヴァルシュが主力ながら無得点で優勝に貢献したように、ジルーも無得点ながら大きな存在感を発揮して世界の頂点に立った。