寺田千恵/ボートレース（競艇)

今年のシリーズ戦には、唯一クイーンズクライマックス皆勤賞だった寺田千恵を始め、QC常連組が集結することになった。中でも児島周年とオールスターの準優勝戦のFにより、来年の7月30日までGI、GⅡを走ることができない守屋美穂の出場は目を引く。 寺田、守屋に加え、21年、22年とクイーンズクライマックスを連覇した田口節子と3人の強力な岡山勢がシリーズ戦の中心となる。中でも田口は、ここ3年で蒲郡は2節のみの出走ながら、昨年のレディースオールスターの優勝戦2着を含む2優出1Vと相性抜群だ。 昨年の蒲郡LASでその田口を破り優勝したのは、やはりQC常連の長嶋万記。3年ぶりのシリーズ戦となる。長嶋も田口に負けじとここ3年で蒲郡を5節走り3優出2Vと結果を残している。しかしここ2節は昨年のSGダービーでは4日目1号艇で転覆し負傷帰郷、今年の東海地区選では初日にFと散々。悪いイメージを払拭できるか。 日高逸子や岩崎芳美、香川素子といった強豪ベテラン勢も揃ったが、いずれもここ数年蒲郡では苦戦傾向なのが気がかり。ベテラン勢の中では中谷朋子が当地との相性が良い。 他には10月に当地ヴィーナス戦でうれしい初優勝を果たした勝浦真帆や、女子の特別戦で数々の強力なイメージを残してきた實森美祐など注目のメンバーが揃った。クイーンズクライマックスシリーズ戦史上最高のメンバーが集まったと言っても過言ではない！