酔いどれ編集長のクラフトビール飲みある記(105)箕面ビールの「W-Tea W-IPA」を飲んだ!
前回の連載では、CBM吉祥寺ペニーレーン店で実施された箕面ビールのタップテイクオーバーで、来店時にはお目当てのバレルエイジドW-IPAがすでに飲み干されていたことをつづったが、僕が残念がっていると、見かねたのかスタッフのコータくん(というらしい)が「W-Tea W-IPAというのが今ならアトレ店で開封されていますよ」と教えてくれた。
W-Tea W-IPA?
W-IPAのレシピにお茶を入れた、CBMアトレ吉祥寺店が周年ビールとして箕面ビールに造ってもらったものだという。
アトレなら、ここから歩いて行ける。W-IPAの2杯目を飲んでいる、ランチ飲みに付き合ってくれたサンケイスポーツ専属のフリーカメラマン、斎藤克己さんにはしごに付き合ってくれるか聞くと笑顔で応じてくれた。会計を済ますと店に向かった。
アトレ吉祥寺店では「俺のIPA」というIPAによるタップジャック(つまりタップテイクオーバーね)が開催されており、「W-Tea W-IPA」はそのラインアップのひとつだった。カウンターに座るとすぐにパイントでオーダー。見た目は定番の「W-IPA」と変わらないように見えるが、鼻を近づけるとお茶の香り(アロマ)がほのかにする。飲むと、ホップ由来ではなくタンニン由来の苦みを感じるように思うのは、先入観からか。ただ、苦みは定番より少なくなっているようだ。飲んだときの香り(フレーバー)は玄米茶が立っている。飲むほど玄米茶の香りが強くなる。アルコール度数は9%。
メニューにある説明書きはこうだ。
<大人気、箕面ビールさんのW-IPAに、〝俺〟のワガママで緑茶と玄米茶を入れていただきました、というのが昨年の周年ビール。本当に本当にこの世に最後の1樽です。多くは語らず。お茶ハイと苦ーいIPAが好き、って方に飲んでいただきたい。本当は独り占めしちゃいたいくらい想像を超えて大満足なビール!箕面ビールさんに大感謝。>