50代美容編集者がたどり着いた白髪・エイジング・ダメージ対策のスグレモノ5選をご紹介

白髪お悩み歴15年のセトッチが、白髪対策の情報収集に奔走する連載もいよいよ最終回。自身が極度のダメージヘアから美髪を復活させた経験から、たびたびこの連載に情報を提供してきたOurAge編集部ギリコとともに24回の連載を振り返る。そして、ギリコが「最終回にふさわしいアイテム」5点もご紹介！

自宅での白髪ケアは、今や「仕方なく」ではなく「 ラクに」＆「楽しんで」やるものに！

ギリコ：セトッチさん、春から25回にわたってお届けしてきたこの連載、「50代白髪調査隊がゆく！白髪の悩みQ＆A」もいよいよ最終回ですね。 そして、セトッチさんも私も、この長期連載の担当になったことで今やすっかり「白髪マイスター」。最近はドラッグストアに行ってもサロンに行っても、ヘアケアコーナーをチェックしないと落ち着かなくなってしまいました。新しい白髪ケア製品を見つけると、つい裏面の成分や用法までじっくり読むのが習慣になっています。 そんな私が、今回の連載でさまざまなヘアケアメーカーやサロンの取材をしてきてたどり着いた結論は、やはり、白髪をはじめとする「髪の悩み」を解決して美髪を維持するためにいちばん大事なのは「毎日のケア」。そして、時々「プロによるスペシャルケア」を受けること。それに尽きるなということです。 セトッチさんはどうですか？ セトッチ：そうですねぇ。私は、ちょうど子育てをしていたこの20年間は美容とは無縁の生活をしていて、白髪ケアに関する知識は20年前からまったくアップデートできていなかったので、こんなに世の中の白髪ケアが進化していることに衝撃を受けました。なんというか、黒電話を使っていた人が、ガラケー携帯を飛び越えて、スマホの最新機種を使い始めたくらいの進化を感じました！ ギリコ：それはすごい進化！　でも確かに今はサロン専売品もドラッグストアの商品もいろいろな商品があって選び放題。ヘアカラーなら、その人の好みによって色のバリエーションはもちろん、染め方や仕上がり感もさまざまなものがありますし、ヘアケア製品なら香りも好きなものを選べたりしますよね。 セトッチ：それに、ギリコさんのおすすめ商品の中には、美容マニアが使うような高級品だけではなく、美容初心者にも手が届きやすい「手頃な価格で高品質」というものも多かった気がします。 ギリコ：ヘアカラーもヘアケア製品も、自分に合う商品を見つければ、こんなに心強いことはないですよね。 セトッチ：それと、私はヘアカラーやヘアケア製品の開発に携わっている研究員の方々にたくさんお話を伺えたのがとても興味深かったです。ひとつの商品を世に送り出すまでに、こんなにたくさんの方の熱意と時間、労力が注がれているのかと思うと、製品ひとつひとつに愛情が湧いてきました。 ギリコ：そうそう。今までは白髪を染めたり、手入れをしたりするとき、「ああ、もう面倒くさい～」って思いながら仕方なくやっていましたが、お手入れに対する気持ちがぐっと前向きになりましたよね。 「お！これ、試してみたいな」って、まるで流行の服や新色の口紅を選ぶように、新しく発売されたヘアカラーやヘアケア製品を見るとワクワクします。 それって、メイクと同じだなと思ったんです。年齢を重ねて劣化してしまった自分のボロ隠しをするみたいに、適当にするメイクと、「今日はこんなふうに仕上げたいな」と思ってなりたい自分をイメージしながら丁寧にチークを入れたりするのとは、仕上がりが全然違ってきますよね。 それは白髪ケアも同じで、楽しみながらやるとどんどんきれいになっていく気がしました。