ホンダ「CRF1100Lアフリカツイン〈s〉」【1分で読める 国内メーカーの現行バイク紹介】
Honda「CRF1100L AfricaTwin〈s〉」「CRF1100L AfricaTwin DCT〈s〉」 税込価格:163万9000円(DCT仕様車は174万9000円)
2019年に登場した「CRF1100Lアフリカツイン」。それまでのCRF1000Lからフルモデルチェンジし、排気量もアップ。電子制御装備も充実させ、よりアドベンチャーモデルとしての完成度を高めた。この「CRF1100Lアフリカツイン〈s〉」はオフロードでの走破性を重視したモデルで、ストロークを伸長した前後サスペンションを搭載している。 【写真はこちら】「CRF1100Lアフリカツイン〈s〉」シリーズの全体(3枚) 現行型は2024年3月にモデルチェンジを受けた。1082ccの水冷4ストSOHC(ユニカム)4バルブ並列2気筒エンジンは、吸排気諸元の最適化、圧縮比アップや、バルブタイミングの変更が行なわれ、最大トルクを向上。従来の10.7kgf・m/6250rpmから11.4kgf・m/5500rpmとなった。最高出力は従来と変わらず102PS/7500rpmを発揮する。またDCT仕様車は、発進特性と極低速域のコントロール性の向上を目的に、DCTの制御が変更された。 フロントスクリーンには、バイオ由来で環境に優しいバイオエンジニアリングプラスチック“DURABIO”を二輪車として世界で初めて採用。また、新たにチューブレスタイヤとチューブレスタイヤ用スポークホイールを採用。スクリーンは5段階での高さ調整が可能となった。形状も変更されており、防風性能を高めている。 ボディカラーは、CRFシリーズが持つオフロードイメージを際立たせる「グランプリレッド」1色のみの設定となる。
オートバイ編集部