浦和MF松尾「意外と体が温まる前に終わってしまった」 45分マッチに言及 GK西川は「あっという間」
◇明治安田J1リーグ第28節 浦和1―1川崎F(2024年11月22日 埼玉) 8月に雷雨のため前半終了後に中止となった再開試合が行われ、浦和はホームで川崎Fと対戦し1―1で引き分け。4試合ぶりの失点で2連勝を逃した。 J1の再開試合は09年の鹿島―川崎F以来15年ぶり2例目。1―0から再開した後半45分間について選手が言及した。MF渡辺凌磨のパスに反応し、ゴールポスト直撃のシュートを放ったMF松尾佑介は後半から出場。「ちょっと思ったよりまったりしてしまう感じ。意外と体が温まる前に終わってしまった。そういう難しさはあった」と語った。 前半から出場している主将のGK西川周作は「あっという間だった。これで終わりかという感覚。誰もが経験したことがないこと」と吐露。DF井上黎生人は「受け身になってしまったというか、1点勝っている分、頭では分かっていても勝っているからブロック引きたいという気持ちはあると思う。全員が前から行くぞ!とは今日は見えなかった」と話した。 8月の試合では開始直後から雷が鳴り、雨が激しくなる中で続行。前半23分に浦和が渡辺のゴールで先制した。前半終了後に一度はピッチコンディションの不良を理由に後半開始時間を遅らせて再開すると発表されたが、その後に天候回復の見込みが立たないとして中止となっていた。