脚本家・滝大作さん死去 91歳 タモリ、赤塚不二夫らとG 大ヒット「コメディーお江戸でござる」
NHK「コメディーお江戸でござる」など人気作を多数手がけ、「コント55」誕生の仕掛け人としても知られる脚本家の滝大作(たき・だいさく)さんが、昨年10月31日に死去していたことがわかった。91歳。日本脚本家連盟がスポニチアネックスの取材に応じ発表した。 滝さんは1933年生まれ、東京都出身。早大文学部演劇科を中退後、59年にNHKに入局。芸能局ディレクターとして「お笑いオンステージ」などを担当した。萩本欽一と坂上二郎のお笑いコンビ「コント55号」の仕掛け人として知られる。 77年には、赤塚不二夫、高平哲郎、タモリと「面白グループ」を結成。4人の共著「SONO SONO(ソノソノ)」は大ヒットした。 84年にNHKを退職し、民放各局のバラエティー番組や舞台の脚本・演出にトークショー出演など幅広く活躍。95年に伊東四朗が座長をつとめるNHK「コメディーお江戸でござる」の脚本を手掛けるなど、数多くの人気番組を生み出した。 また、所ジョージの曲「正式の証明」「香港&東京」の作詞も手掛けた。著書に「笑いの花伝書」「SONO SONO スーパーおじさんの告白メッセージ」「酒と女とちょっとしたゲームと 毎日を3倍楽しくする法」「古川ロッパ昭和日記」「おーいNHK」「小説 お江戸でござる」など。