【巨人】阿部巨人が秋季練習打ち上げ 指揮官は若手に「迷ったらやれ」など〝7つの訓示〟
2年連続リーグVと日本一奪回を目指す巨人・阿部慎之助監督が、早めに自主トレ期間に入る若手ナインに「7つの訓示」を送った。 巨人は10日、ジャイアンツ球場で先月29日から行われていた若手中心の一軍秋季練習を打ち上げた。グラウンドにナインを集めた指揮官は「(1)不安にかられろ、(2)今までやったことがないことをやれ、(3)迷ったらやれ、(4)野球のことを一時も忘れるな、(5)勝手に限界をつくるな、(6)今までで一番やったんだというオフにしてこい、(7)質は要らない、とにかく量だ」と7項目の心構えを説いた。 今季は4年ぶりリーグVを果たすも、CSファイナルで敗れ日本一を逃した。巻き返しのために若手の底上げは必須。来季の始動を早めるため秋季練習を13日間で終了し、その分、自主トレ期間を長くした。 「(秋季練習を)10日間少なくしても何も変わらない。だったら立ち上がるの早めようと決めた」と阿部監督は理由を明かした。 来年2月の春季キャンプを万全の状態で迎えてもらう。今季、二軍で15本塁打を放った大砲候補の育成・ティマもこの日、ドミニカ共和国に帰国。「浅野と競わせる。(ティマには)1月の頭に体を動かせるようにしておけよと言った」(阿部監督) 「(若手の体が)変わってなかったら興味が湧かないよね。見るからに変わってたら、オッてなる」と指揮官は若手選手に目に見える変化を求めた。 阿部巨人が来季こそ勝利でシーズンを終える。
東スポWEB