ヤクルト高津監督 2連続7失点KOから復活遂げた高橋奎二に「わかんないねぇ。野球は難しい」“高津節”で称賛 広島の好投手攻略に打撃コーチもたたえる
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト6-3広島(17日、神宮球場) 首位広島に打ち勝ち、同率5位に浮上したヤクルトの高津臣吾監督が、試合を振り返りました。 先発・高橋奎二投手は要所を締めて7回2失点のピッチング。前回10日のDeNA戦で2回途中7失点、前々回の3日巨人戦でも5回途中7失点と2試合連続大量失点から復活を遂げました。 高津監督は「わかんないねぇ。野球は難しいっていうことを勉強させてもらっています」とコメント。「前回キャリアワーストのイニング数で、多少お説教もして(笑) 彼は感受性豊かというか、いろんなことを取り入れたりとか、ときには邪魔になったりするような性格なので、言葉を選びながら話をしました。今日は本人の中でもプレッシャーかかってたと思うし、緊張もしたと思うし、その中であそこまで投げきったのは、よくやったなと思います」とねぎらいました。 また、この日は打線も、今季防御率0点台を誇っていた大瀬良大地投手を6回に集中打で6得点とノックアウト。指揮官は「今日はバッティングコーチが良い指示を出した。詳しいことはいえないですけど、試合中の指示もすごく良い指示を出してくれたと思います。よく研究して、難しいピッチャーよく捕まえたと思いますね」とうなずきました。 また守備では途中出場の丸山和郁選手が躍動。7回2アウト2塁の場面でスライディングで窮地を救うと、続く8回でも右中間の当たりにスライディングキャッチで球場をわかせました。このプレーには「非常に大きいですね。やはりあそこでそらしてしまうと長打になってしまうので、やっぱり彼の守備力っていうのは非常に大きいと思います。今は試合途中から守備固めっていう形で出ていますけど、非常に勝利に貢献してくれたと思います」とたたえました。